mt. Tomoro

そこに山があるから。
tomoro列伝04──母
母は父より1or2歳年上である。
弟2人の上に立つ長女。性格は「やんちゃ」だったとか。

父親(私の祖父)が電力会社に勤めており,何度か転勤。
高校を出て,裁縫学校に通っていた形跡があるが,実のところ不明。

数年後,父と見合い結婚。当時,もう一人お婿さん候補がいたらしい。
現在の父を選択した理由:「こっちの方が賢そうだった」。

息子が生まれてから,総じて体調は悪くなったが,
それでも事務職と家事を務めあげる。
父にとって良妻,私にとって賢母であろうこと疑いない。

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tomoro列伝03──父
父は1950年生まれ。3人兄弟の長男である。

戦後をサツマイモで育ち,「食べ飽きたから」と,いまでも食べない。
子供時代は多分にもれず腕白。
人の家の柿を石をぶつけて落としたところ,学校に苦情が。
そこで父,こう言い放つ:「石を投げたら,勝手に当たって,落ちてきたんじゃ」。

農業高校を卒業後,大塚製薬に就職が決まった。
ところが家族らが「長男は家を守るべき」と反対,親戚も勤める団体職員となる。
18歳にして初めての仕事はダルマストーブの周りの掃除だったという。

23歳で母と見合い結婚。私が出生当時24歳。

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tomoro列伝02──誕生
生まれた日は,長嶋茂雄の引退セレモニーの日。
(註:最近になって,かの“名言”が南海杉浦のパクリであると気付く。)
具体的に何時ごろ生まれたのかと母に尋ねると,
「当番交替の5時までには生まれた。昔から経済的な子だった」とのたまう。
いつか見た母子手帳には「仮死」とあった。
“経済的”であらんがために無理をしたのであろうか。
犠牲的な私を誕生に見出し,感慨。
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tomoro列伝01──序
         人生はそれを感ずる人間にとっては悲劇であり、
             考える人間にとっては喜劇である。
               byラ・ブリュイエール

  うつらうつら“平凡な人生だな”と窓際で感じているよりは,その人生一つ一つの瞬間に,なんぞの喜楽を生み出すのがよかろう。みずからの人生を“漫才ネタ本”にする。これもまたよかろう。
  これよりtomoro列伝を,みずからにおくる。
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